Marriage Fraud Damage Claim
もしあなたの大切な家族が結婚詐欺に遭っているかもしれなかったらとても見て見ぬふりなんてできなくて、気が気じゃありませんよね!
すでに起きてしまったのなら慰謝料請求をすべきですが、何よりもそうなる前に未然に防ぐことが重要です。
とはいえ家族間だからこそ言いにくいもの…。 結婚詐欺の魔の手をすぐそこに感じながらも、家族はしょせん、蚊帳の外で見守ることしかできないのでしょうか?
いえいえ、そんなことありません!家族を守れるのは家族だけなのです!
あなたのお子さん、もしくはあなたのご両親がお独り身で先行き幸せになってほしいなあと願っていたところ、付き合っている人として紹介されたお相手。
家族ならではの勘ともいうべきでしょうか。
交際相手がいることは喜ばしいことだけど、なんだかその関係性に異様さを感じてしまう…
結婚はその人を不幸にも幸せにもしうるものです。
ましてや結婚詐欺だなんてとんでもありません。おかしいと思ったら必ず確認してみる、探ってみることです。
家族が結婚詐欺に遭っているのではないかと感じる人のほとんどが、最近家族に対し下記のようなこと異変を感じています。
まさか結婚詐欺師では…?と感じるのには、情報社会の中である程度、誰もが結婚詐欺の典型を知っているからでしょう。
家族が付き合っている相手について、何となく怪訝に思うのはどこか典型的詐欺師との共通点を見つけてしまうからかもしれません。
例えば交際を始めたばかりだというのに、突然結婚の話が出る、相手の素性を明らかにしないまま交際しているなど。家族が相手から金銭を要求された場合は決定的だと思ってよいでしょう。
これまでに家族の様子やその話の内容を聞いて、怪しいと思う点が多々あった方もいると思います。
家族が結婚詐欺師に騙されているかもしれない、という相談の中で典型的な例をご紹介します。
「娘の交際相手は絵に描いたような超エリート、港区のタワーマンションの最上階に住んでいると話しているそうだ。結婚を前提としたパーティーで娘に一目ぼれしてすぐに交際が始まったが、交際わずか一カ月で結婚を申し込できたという。娘は舞い上がっているが、実は相手の詳しい事を何も聞かされていないらしい。ちなみに娘は美人とは言えない平凡な容姿である。」
「父がカルチャーセンターで20歳近くも年下の綺麗な女性と出会い交際を始めた。父は足が少し悪くそんなに金持ちでもない。それにも関わらず、その女性は父と結婚したいと言っているらしい。それからまもなく女性の親が入院したので費用を援助してほしいと父に連絡してきた。父が振り込むと、その後も幾度も要求してくるようになった。ちなみに彼女に親には会ったこともないうえに何の病気かすら父は知らないそうだ。息子としては信用していいものか悩んでいる。」
上の2つの事例は、まだ金銭の譲渡が発生していないので結婚詐欺とは言い切れません。上の方は金銭の話すら出ていません。
ですが安心しきれない点が多々あります。両ケースとも出来過ぎた出会いから結婚話までが、あまりに急展開すぎるのです。
家族としては、どうしてうちの家族に?こんなに急に?と釈然としないわけです。
その一因として相手の情報がほとんど伝わってこないことです。
詐欺に遭っている自覚などないであろう娘や息子に、いろいろな忠告をしても今はうるさがられるだけかもしれません。
しばらくは様子を見守っていましょう、ただし金銭の要求があってからでは遅いのでこまめに経過を確認し注意を払うことです。
相手に夢中なうちは、何を言っても第三者の言葉に耳を貸さないものです。ひょっとしたら騙されているのでは?との疑いを持つ、ほとんどの親が持つ悩みかもしれません。
目を覚ましてやりたいのに、反対すればするほど子供にとっては、恋人との関係を壊そうとしている障害以外の何者でもなくなることもあります。
結婚詐欺師とは、ある意味でターゲットを洗脳しています。そう簡単に目が覚めるものではありません。
怒鳴ったり下手なやり方次第では子供が反発して、出て行ってしまうかもしれません。
一番辛い思いをするのは大切な家族です。本人も心の奥底では疑惑を抱いているもの、ただ自分が騙されてると認識することが不安で恐ろしかったんでしょう。
その不安と恐怖から逃れる術は、その相手を信じることしかないのです。
家族としてできることは結婚詐欺についてを叱ったり否定したりすることではありません。
洗脳されている相手にそんな対応を取っては、家族間の信頼関係が壊れ、ますます詐欺師に依存してしまいます。
特に子どもは恋愛に関する事において親の忠告を素直に聞き入れたりしません。
家族に寄り添ってよき理解者であることを示さなくては素直な気持ちは生まれません。
頭ごなしに「騙されてる!」「目を覚ませ!」ではなく、どこを好きになったの?どうしてそう思うの?と肯定のような疑問文から入って下さい。
実際はそうでなくても相手の存在を認めて(仮定して)会話してみて下さい。家族からそれまでで聞き出せなかった詳細に矛盾点を見つけられるかもしれません。
結婚詐欺師の正体を暴くためには、証拠を見つけ出す必要があります。言葉を尽くして諭すよりも、百聞は一見にしかずです。
物的証拠(写真など)などを見せて一つ一つの矛盾点を話し合ってみましょう。本人が「私は相手の何を知っているんだろう?」ということに自分で気が付けたら、洗脳が解ける第一歩になります。
家族から相手にいくつかの質問(問い詰める言い方はNG)をしてみて、それに対する反応を見ます。
本人もそれを目の当たりにして、どこか変だと気が付くきっかけになります。
結婚詐欺師は本当に結婚する気など全くないので、自分の両親に会わせるようなことはしたくありません。相手が結婚を口にしてきた時は「まず両親に挨拶させて欲しい」とお願いし、どんな対応をするかをみてみましょう。
いくらお願いしても「両親はいない」「入院中だから会えない」などの理由で断ってくる場合は結婚詐欺の可能性が高いと言えます。
ただし両親や友人を偽装する可能性もあるので全て本当だと思わないことです。
相手の氏名や住所、電話番号や勤務先が真実であるかどうか、身元をしっかり確認することが何より先決です。
運転免許証などの公的証明書を見せてもらって、実際に確認するように言いましょう。
ただし名刺を渡された大切なからといって安心するのはNG!名刺自体を偽造している可能性があるので、実在する会社なのか等できる限り調べるようにしましょう。
やはり直接会って自分の目で相手を見て話をしてみることが重要です。結婚詐欺師と思われる相手と家族が、どんな会話ややり取りをしているのかなど冷静な目で観察してみます。
ただし結婚を頭っから反対して相手に否定的だと、会う機会をもらえないので偽ってでも交際に反対していないという姿勢を見せて頼んでみましょう。
もし家族に会うことに拒絶感を示したら、それこそ怪しいということになります。
詐欺行為の実態を示す決定的な証拠を押さえたら、家族にも納得したうえで結婚詐欺師本人と対峙して証拠を突き付けてみてください。
言い逃れ出来ないように記録なども取っておくなど、事前に用意周到にしておく事をお勧めします。
既に金銭の譲渡があった場合は、弁護士や調査会社に同席してもらうがスムーズです。
既に金銭を要求され音信不通となってしまった場合は然り、慰謝料請求に進むためにも、ありとあらゆる証拠集めが非常に重要です。
大抵の結婚詐欺師はその道のプロです。
詐欺師は実に巧妙に、そして入念な計画を立ててから、できるだけ罪に問われにくいように犯行に及ぶものなのです。
そう簡単に罪を認めるものではありません。
言い逃れできない決定的な証拠をつかみ慰謝料を請求するには、専門家のサポートが確実かもしれません。
結婚詐欺は誰にでも起こりうることです。
どうか、ご自身や家族を責めないですください。相手が悪質すぎたのです。
被害者の根本によくあるのが「寂しいから」という理由です。
「騙されていた」と本人が気付いたときの、精神的なダメージは相当なものです。こういう時こそ、まわりの人の温かいサポートが大切です。
一日でも早く、大切な家族が再び前を向くための支えになってあげてください。
最も効果的な対策は、親子、夫婦、家族が仲良く暮らすこと。単純ですが、実はこれが1番効果的です。
Copyright(C) 慰謝料請求専門調査窓口. All Rights Reserved.
(C) 慰謝料請求専門調査窓口