Marriage Fraud Damage Claim
国際恋愛というのは、言葉や文化も違う二人が出会い恋に落ちるという、映画の主人公のような気分が味わえて一度経験するとハマりやすいとも言われています。実際に日本においても外国人の恋人を持つことは珍しくなくなりました。
レディーファーストをスマートにこなす男性や愛情深く情熱的な女性も多く、できれば自分も外国人と結婚したいなと考える方も増えているかもしれませんね。
その一方で、「国際ロマンス詐欺」が問題になっています。純粋に恋に落ちたと思っていたのに、相手が詐欺師だったなんてショックは計り知れませんよね。
もしかすると結婚詐欺?!と思っても外国に逃げてしまったらどうすればいいんでしょうか。
インターネットを通じて知り合った外国人が交際や結婚をほのめかし、恋愛感情を抱かせて現金を要求することを「国際ロマンス詐欺」 と呼んでいます。
日本もすっかりネット社会になり、海外の人とも自由にコミュニケーションが取れるようになりました。
SNSで出会って結婚したという人も主流になりつつある現在、それを逆手に取った結婚詐欺事件が多発しています。
特にここ最近は、外出する機会が減り、不安に駆られる人も多くなり、誰かに頼りたいという思いからネットでの出会いを求める傾向があります。特に日本人女性は比較的、真面目で控えめなので相手の強い押しに弱いことから外国人に狙われやすいとされています。
SNSから突然メッセージがきて、LINEでやり取りするようになりました。短期間で毎日メッセージが来て、その言葉は優しく時には情熱的な愛情にあふれていました。会いに行きたいと言われ、退役や来日のための費用が必要などと連絡したということです。
口座に振り込むと、女が複数回にわたり出金し、その後の行方は分かっていません。グループと共謀した疑いも視野に捜査しています。
某マッチングアプリでのがお黒人男性からの「ハロー」というメッセージが始まりでした。LINEでのやり取りが始まり、最初はお互いの事を話し合いましたが、次第に「君と一緒になりたい」など次々と愛の言葉を投げかけてきたといいます。
その言葉のほとんどは甘い囁きで、失恋直後だった女性の方も段々心引かれていきました。
突然男から日本の会社を買収したので3000万円ほど入ってくる、手数料を日本で払えば安く済むので振り込んで欲しいといわれたそうです。
女性は言われるがままに200万円振込みましたが、その後も何かにつけて要求し続け最終的に女性が借金してまで工面し総額1200万円騙し取られることになったそうです。
ロマンス詐欺は、相手が海外のため警察に届け出ても立証が難しく、そのまま泣き寝入りとなることが多いと思われます。
いわゆる日本で起きている結婚詐欺との違いはどこにあるのでしょうか。出会って短期間で求婚したり、結婚を匂わせた会話で期待を持たせてから金銭を要求するところは同じですが、若干の違いがあります。
ネット上での恋愛進展は、相手の期待を裏切らず膨らませていきます。日本人は愛情表現が得意ではない国民性があるので、外国人のストレートで豊かな愛情表現や甘い囁きに弱いものです。
また日本人女性の控えめな性格を利用して、時には同情を買ったり甘えてみたり、さまざまなアプローチをしてくるそうです。
結婚すれば一緒になれると信じさせられ、洗脳や妄想を掻き立てられることによって金銭の無心に応じてしまうのかもしれません。
プロフィールの写真がGoogle等のウェブサイトや詐欺サイトで画像検索して確認できたら「無断使用」された写真です。
メッセージ欄の記載にあるキーワードに関して触れてみて、質問してみたり、適当なことを言っていないか矛盾やズレがないか確認してみるとよいでしょう。
連日のメッセージ、レスの速さ、大げさな愛情表現、あまりにも根拠もなく惚れ込み過ぎている点に違和感があります。
出会ったばかりなのに、結婚話を持ち出してくることも不自然です。
国際ロマンス詐欺は英語圏に住んでいるといいながら、英語がネイティブのそれではない事が多く、実際はアジア人がなりすましをしているケースが多いようです。
犯人はターゲットに恋愛感情を持たせると、さまざまな言い方でお金を支払わせようとしはじめます。いずれにしても、突然金銭を要求されたら怪しいと考えるべきです。
外国人とのネットでの愛の語らいは、とてもロマンチックな時間として非日常に浸れるため通常の結婚詐欺以上に夢中になってしまう人もいるようです。
「honey」だったり、「dear」だったり、とても初めて会った人同士の会話とは思えないくらい親しさこもった英語は不自然かつ不可解なものです。
また、詐欺師は「現金を早く奪い、すばやく逃げる」ことをモットーとしています。「思い立ったら、誰かに相談」のスピード感が大事になります。
第三者から聞いたら、それおかしいよと感じる矛盾点が多々あるはずだからです。被害に遭うか遭わないかは時間との闘いでもあるのです。
怪しい外国人からのメッセージは相手にしないことに越したことはありませんが、もししつこくメールが来たらまず恋愛に興味はないことを伝えるべきです。
既にメッセージを交わしている段階なら、写真だけでなく、LIVEチャットをしたいと言ってください。
そして相手には必ず顔を必ず出してもらいましょう。他人の写真を使っている場合相、顔を出せないはずだからです。そして具体的な質問をぶつけてみてください。
例えば出身地といっている街について、住んでる人しか分からないようなことだったり相手が言ってきたことに対して、「その街に行ったことある」とかカマをかけてみるのもよいかもしれません。
嘘をついている場合、答えられないので不自然なな嘘をついてくるはずです。兎にも角にも金銭やモノの要求には絶対に応じないことです。
もちろんメッセージを送ってくる外国人の中には、純粋にあなたに惹かれて恋愛に発展する相手もいるかもしれません。その証拠に周りには幸せそうな国際カップルが確かに存在していますね。
ですが無事ゴールインすればリスクがゼロというわけではありません。
交際中、また結婚後も日本人にはない価値観によって悩まされている人もいるそうです。日本人同士でも一緒にいる分だけ、経済観念や習慣などの違いでぶつかり合ったりすれ違うことは避けられません。
そこへ行くと生まれも育ちもそれぞれが違う文化の中で育って外国人同士、むしろ違っていて当たり前なのかもしれません。とは言っても誰しも結婚で失敗はしたくないでしょう。
食文化や風習は我慢できても夫婦関係に直接、悪い影響をもたらすものは絶対に避けたいところですよね。蓋を開けてみたら結婚しても浮気は当たり前、酷いケースだと自国に妻子がいたなんてケースもあるそうです。
それらすべても言い訳として「自分の国では珍しいことではない」と返されてしまったら外国人を選んでしまった自分を責めるしかなくなりそうです。
後悔しないためにも、できるだけ結婚前に、違いを認め合い理解し合っておきたいものですね。
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ここまで国際ロマンス詐欺についてまとめてきましたが、確かに外国人のメッセージがすべて詐欺師では決してありません。
初期段階で愛の告白をしてきたからといって単純に一目ぼれということもあるし、SNSがきっかけで愛を貫いて結婚した方々も多数いることも事実。
出会いというものはある日突然やってきます。嬉しい出会いもあれば災難も…これは国際恋愛に限らずですね。
国際恋愛という海を越えたスケールの大きな出会いだからこそ、時には慎重にならねばならない、くらいの心構えが大切。せっかく出会えたのだから幸せにならければもったいないですよね。
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