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托卵という言葉が世間を騒がせているのをご存知ですか。
托卵とは、浮気相手との間に産まれた子どもを夫に育てさせることを言います。
聞いただけで、「え?それは酷すぎる!」という反応をしてしまいそうですが、実際にそんなことが身近に起きているとしたらどうしたらよいでしょうか?
その実態に迫りたいと思います。
カッコウの托卵と言えば、自分の卵を他の鳥の巣に産みつけて、そのまま巣立ちまでお世話させてしまう習性のことをいいます。
しかも、カッコウのヒナときたら、自分だけがエサをもらえるように他の卵やヒナたちを巣から落とすとも言われているのだから、なんと狡猾な性質なのでしょうか。
しかし、これはあくまでも人間の価値観における話であり、生存競争の厳しい自然界の掟の中では致し方ないのかもしれません。
はっきりとした目的は分かっていませんが、弱肉強食の自然界の掟の一つと考えるのが正しいのだと思います。
托卵する側のカッコウも、急速に進化を遂げ、識別の目を逃れるように対抗しています。
種の存続をかけた、進化の戦いが行われているのです。
しかし、まさか理性と知性を持って行動できるはずの人間界でも、托卵問題が取りだたされるようになるとは信じられません。
実際に日本国内で托卵妻の割合はどのくらいいるのでしょうか?全国20~60代の既婚女性435名に調査したところ、1割には満たないものの、およそ20人に1人の女性が、夫以外の男性とつくった子供を夫に内緒で育てていることが分かっています。※尚、これは「連れ子」を除いた調査結果です。
参考サイト:exciteニュース 上原多香子「不倫子作りLINE」報道で注目 不貞の子を夫に秘密で出産した割合は…
托卵とは、一概に言えるほど単純ではありません。当事者の立場にも立ってみてください。
一生涯かけて夫をだまし続けるわけです。嘘は嘘でも我が子との血のつながりの有無という、とんでもなく重大な嘘です。
そんな人生をかけた大噓をつき通すリスクは誰だって絶対負いたくないでしょう。
それにも関わらず、20人に1人該当する托卵妻に至ってしまった理由は十人十色なりの深~い事情があるのではないでしょうか。
今でこそDNA鑑定などで正確な親子のつながりが分かるようになりました。人間はカッコウのように大胆不敵に托卵行為を表沙汰にしないので、それ以外知る方法はありません。
ありふれた幸せそうな家族に対して誰が托卵を疑うでしょう。ましてや、医学の力で明らかにすることが不可能だった昔は、どう托卵を見抜き、どう向き合っていたのでしょうか。
托卵は男性が抱える生物学的な悩みとして、自分で子供を産むことができないがゆえ、古くから直面してきた問題です。
大昔から今日まで、男性は妻の産んだ子どもが実子ではないかもしれない疑念をどこかで抱きながらも、それを払いのけるかのように跡継ぎの誕生を喜んできたのでしょう。
かの豊臣秀頼は、誕生のときから「秀吉の実子ではないのでは」という疑いを持たれていました。当時、DNA鑑定があれば歴史が変わったのかもしれませんが、現在でも義務化されてない以上、夫たちが妻を信じるしかないことは変っていません。
ここまで読んでいただいた男性の立場としては、「女とは何て冷酷非道なんだ!」と怒りをあらわにしたり、「そんなリスク負ってまで結婚するのが嫌になった」と感じる人もおられることでしょう。
確かにそれが正直な感想かもしれませんが、大好きな相手と幸せな家庭を築く夢まで否定しないでください。
あなたの愛する女性を信じる気持ちまで変える必要はありませんが、これからお相手を見つける方のご参考のために、托卵妻の特徴をお伝えいたします。
男性にもいえることですが、一方が浮気症であることで平穏で幸福な家庭生活を築くことは難しくなります。浮気症の女性が托卵妻になる可能性は高いと言えるでしょう。
我が子として無償の愛を注いできたのに、自分と血のつながりがない事実を知った時、打ちのめされ嘆くとともに妻への激しい怒りがこみあげてくるでしょう。
実子ではないとしても、それまで育ててきた子どもには罪はありませんが、長年裏切りだまし続けてきた妻とは離婚したいと思うはずです。また、自分が被ったあらゆる損害を考えたら慰謝料を支払ってもらいたいと思うことは自然でしょう。
DNA鑑定をした結果、子どもが自分の血を引いていなかった場合、妻が婚姻期間中に不貞行為をしたことが明らかであれば、離婚が認められる可能性が高くなります。
妻側に不貞行為があるのが明らかですので、妻は有責となります。ただし慰謝料請求となると托卵した妻側の事情や主張も考慮されるため確実と言うわけではありません。
DNA鑑定などで子どもが自分の血を引いていなかったことが明らかになったとしても、妻が婚姻期間中に懐胎した子は夫の子と推定されるため、法律上は夫の子として扱われます。
親子関係がないことが証明されれば、養育義務もないということになります。ただし、裁判所からのお墨付きをもらう必要があります。
そのため、法律上の親子関係を解消しない限りは、養育費の支払義務が発生します。
夫と同居してさえいれば妻が不倫をして他人の子供を宿していたとしても、1年バレずに過ごせば夫から養育費を貰える状態になるわけです。
「子の出生を知った時から1年以内に提起しなければならない」ため現実には難しい場合が多いと思われます。
先述したようにDNA鑑定の結果で托卵の事実が分かった時点で、妻はその代償を負う責任があるので離婚できる可能性は高いです。
離婚に向かうのなら托卵という卑劣なやり方のせいで、あなたがどれだけ精神的に傷を負ったかを意思表示することがこれから重要になります。
一つはDNA鑑定で托卵であること証明することです。そして慰謝料請求に重要なことは托卵妻による損害を証明することです。
托卵は、それまでの子どもへ注いできた愛情だけでなく夫の存在自体を冒涜する行為なので妻は謝罪のほかに慰謝料という代償は払うべきです。
慰謝料は妻の托卵への事情や損害の度合いによって変わっています。
托卵による慰謝料は、当事者間で話し合うのがよいでしょう。妻に対しては不信感、怒り、恐怖、などのマイナスの感情が強く、当事者同士では冷静な話し合いは難しいかと思われますので、誰かに間に入ってもらうのが良いかもしれません。
必要なことを確認しながらメモを取りできるだけ建設的に話を進めること。相手方も裁判は避けたいと考えるのが一般的であり、協議による解決の可能性は十分あると思われます。
話の中で、托卵という事実を踏まえて、今後の養育費を払う必要がないのかどうか、慰謝料の支払いに応じてもらえるのかなど、一つ一つ話を進めていきましょう。
上で述べた通り、托卵という事実で完全に夫婦間に亀裂が入っている状態で、当事者間で話し合うことは困難です。男性側のショックはもちろんのこと、托卵を隠し続けた妻は動揺して反省の色を見せるよりも、むしろ自分の罪を軽くしてもらうことしか頭にない状態かもしれません。
お互いに攻め合いになって話がそのまま進まなくなってしまうことが予想されるなら、ここは事前に専門家に相談しておいた方が安全かもしれません。
養育費の件も法的手続を経て親子関係が解消されない限りは支払い義務が生じます。当事務所の調査なら托卵妻の浮気の事実関係を調査し証拠を見つけます。
その上で相応の慰謝料を要求するまでしっかりサポート致します。慰謝料のご相談だけでなく、托卵かどうか見抜くことができない段階でのご相談も承ります。
当たり前のことですが、例え自分の子どもでなかったとしても、決して子どもに罪はありません。
結果を急ぐあまり、子どもを傷つけてしまったら自分の心にも消えないわだかまりが残るかもしれません。できる限り、子どもの幸せを第一に考えた上での選択をしたいものです。
慰謝料請求専門窓口は、夫婦の離婚問題をはじめ、多様なトラブルに対応し、慰謝料に関する疑問や相談にお答えいたします。あなたの希望に満ちた明るい未来を取り戻すため、私どもは全力でサポートいたします。
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