逃げ得とは、慰謝料や解決金を支払うべき相手が、支払いをしないまま連絡を絶ったり、所在を隠したりして、結果的に責任を逃れているように見える状態を指す俗語的な表現です。
慰謝料請求の場面では、不倫相手が音信不通になった、結婚詐欺の相手が消えた、示談後に支払いが止まったなどのケースで「逃げ得にされたくない」と相談されることがあります。
ただし、相手が逃げているように見える場合でも、証拠・相手情報・支払い条件を整理することで、次の対応を検討できる可能性があります。
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逃げ得とは、相手が支払うべき慰謝料や解決金を支払わないまま、連絡を絶ったり、住所を変えたりして、責任を逃れているように見える状態を指す言葉です。
法律上の正式な用語というよりも、被害を受けた側の不安や怒りを表す日常的な表現として使われることがあります。
慰謝料請求では、相手が音信不通になった、住所が分からない、勤務先が分からない、支払いを約束したのに滞納しているといったケースで問題になります。
しかし、相手が逃げているように見える場合でも、請求に必要な証拠や相手情報を整理できれば、内容証明、示談交渉、弁護士相談、支払い条件の見直しなどを検討できることがあります。
逃げ得を防ぐためには、感情的に相手を追い詰める前に、証拠・相手情報・支払い条件を整理しておくことが重要です。
不倫・浮気の慰謝料請求では、不倫相手に請求しようとした段階で、相手が連絡先を変えたり、SNSを削除したり、音信不通になったりすることがあります。
不倫相手の氏名や住所が分からない場合、内容証明の送付や弁護士相談が進みにくくなることがあります。
また、不貞行為の証拠が不足している段階で相手に連絡すると、証拠を削除されたり、配偶者と口裏合わせをされたりする可能性もあります。
相手に動かれる前に、不貞行為の証拠、不倫相手の身元、連絡先、勤務先、生活拠点などを整理しておきましょう。
結婚詐欺や独身偽装では、結婚を信じて金銭を渡した後に相手が音信不通になるケースがあります。
マッチングアプリやSNSで知り合った相手の場合、本名、住所、勤務先、家族構成などが曖昧なまま交際が進み、トラブル後に連絡が取れなくなることもあります。
このような場合は、相手の説明、金銭の流れ、結婚を約束したやり取り、返済約束、既婚者であることを隠していた事情などを整理する必要があります。
相手の身元が分からない場合は、慰謝料請求や返金請求の前に、相手特定や所在確認が必要になることがあります。
慰謝料や解決金について示談した後に、途中で支払いが止まるケースもあります。
特に、分割払いの合意をした場合、最初の数回だけ支払われ、その後に滞納されることがあります。
支払いが止まった場合に備えるには、示談書や合意書で支払期限、支払い方法、遅れた場合の対応を明確にしておくことが大切です。
相手の勤務先や生活拠点、支払い能力に関する情報が分からない場合、回収面で困ることもあります。
相手に慰謝料を請求したいと思ったとき、すぐに問い詰めたくなることがあります。
しかし、証拠が不足している状態で相手に連絡すると、LINEやSNSを削除されたり、連絡先を変えられたり、口裏合わせをされたりする可能性があります。
請求前に保存しておきたい資料は次のとおりです。
証拠は、相手に動かれる前に保存しておくことが大切です。
慰謝料請求では、相手の住所が分からないと、内容証明の送付や弁護士相談が進みにくくなることがあります。
また、示談後に支払いが止まった場合、相手の勤務先や生活拠点が分からないと、今後の対応に困る可能性があります。
請求や示談を考える前に、次の情報を整理しておきましょう。
相手情報が曖昧なまま話し合いを進めると、後から逃げ得のような状態になりやすいため注意が必要です。
慰謝料や解決金の支払いについて合意した場合は、口約束だけで済ませないことが重要です。
口頭で「払う」と言われても、後から「そんな約束はしていない」「金額までは決めていない」と言われる可能性があります。
書面には、次のような内容を明確にしておきましょう。
分割払いになる場合や、相手の支払いに不安がある場合は、公正証書の作成を検討することもあります。
示談後に支払いが止まった場合、滞納、遅延損害金、強制執行などが問題になることがあります。
ただし、強制執行などを考える場合でも、相手の財産や勤務先などの情報が分からないと、実際の回収が難しくなることがあります。
そのため、示談の段階で支払い条件を明確にし、相手の基本情報を把握しておくことが大切です。
支払いに不安がある場合は、示談書や合意書の内容を作成前に確認し、必要に応じて弁護士へ相談しましょう。
逃げ得のような状態を防ぐためには、相手情報の整理が重要です。
探偵調査が必要になることがあるのは、次のようなケースです。
相手の本名や住所、勤務先、生活拠点が分かっているかどうかで、その後の対応が変わることがあります。
相手に連絡する前に、今ある情報から確認できることを整理しておきましょう。
逃げ得は法律上の正式な用語ではありませんが、慰謝料請求では多くの方が不安に感じる問題です。
相手を逃がさないために大切なのは、早い段階で証拠・相手情報・支払い条件を整理しておくことです。
相手が音信不通になる前に、請求に必要な情報を確認し、必要に応じて専門家へ相談できる状態にしておきましょう。
逃げ得に関連する用語として、慰謝料、解決金、示談書、公正証書、滞納、強制執行などがあります。
慰謝料請求では、相手に逃げられないための証拠整理と相手情報の確認が重要です。

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