マッチングアプリで出会った相手から、副業や投資、営業の仕事を紹介されたことはありませんか。
恋愛感情を利用して信用させたあと、コンサル契約や高額な借入れ、投資話へ誘導されるトラブルが確認されています。
相手を信じたい気持ちがあっても、お金や契約の話が出た時点で慎重な確認が必要です。
この記事では、マッチングアプリで副業や投資に誘われたときの危険サインと、身元確認・証拠調査でできることを解説します。
目次 [ 閉じる ]
近年、マッチングアプリでの出会いをきっかけに、副業・投資・営業の仕事・コンサル契約などへ誘導されるトラブルが確認されています。
恋愛や結婚を目的に出会ったはずなのに、途中から契約や支払い、借入れの話へ進んでしまうケースがあります。
出会いの入口が恋愛でも、お金や契約の話が出た時点で慎重な確認が必要です。
消費者庁は、マッチングアプリで出会った相手から「営業」の仕事を紹介できるなどと説明され、その後にコンサルティング契約や高額な借入れへ誘導される相談が寄せられているとして注意喚起しています。
恋愛感情をきっかけにした出会いが、契約・借入れ・支払いを伴う金銭トラブルへ発展している点に注意が必要です。
参考:消費者庁「マッチングアプリをきっかけに、コンサルティング契約の勧誘をし、消費者金融業者での高額な借入れをさせて支払わせる事業者に関する注意喚起」
マッチングアプリでは、相手の本名・住所・勤務先がはっきりしないまま関係が進むことがあります。
契約や支払いをした後に、相手がアプリを退会したり、LINEをブロックしたりすると、誰に責任を追及すればよいのかわからなくなることがあります。
支払い前後のやり取りだけでなく、相手のプロフィール、写真、電話番号、SNS、紹介者や契約先の情報も保存しておきましょう。

副業や投資へ誘導する相手は、最初からお金の話をしてくるとは限りません。
まずは恋愛感情を持たせ、信用させたうえで、仕事や収入、将来の不安に話をつなげてくることがあります。
相手に好意があるほど、勧誘目的で近づかれていることに気づきにくくなります。
副業や投資へ誘導する相手は、まず優しく接し、将来の話や価値観の一致を強調して信用させることがあります。
「あなたのため」「一緒に将来を考えたい」と言われると、疑うことに罪悪感を持ってしまう方も少なくありません。
しかし、恋愛感情と契約・投資・借入れの話は分けて考える必要があります。
やり取りが続いたあとで、「副業に興味はない?」「営業の仕事を紹介できる」「投資で収入を増やせる」など、お金に関する話が出てくることがあります。
恋愛の話をしていたはずなのに、急に収入や将来の不安、仕事の悩みに話題が移る場合は注意が必要です。
相手が本当に交際目的なのか、それとも契約や勧誘が目的なのかを冷静に確認しましょう。
副業や投資の話から、セミナー、面談、コンサル契約、高額な教材購入などへ進むケースがあります。
「お金がないなら借りればいい」「すぐに回収できる」「今始めないと損をする」と言われ、消費者金融やカードローンの利用をすすめられることもあります。
恋愛相手にすすめられても、借金をしてまで契約する必要がある話は一度立ち止まって確認してください。
マッチングアプリでの副業・投資勧誘は、最初から詐欺や勧誘だと見抜きにくいのが特徴です。
相手が優しく、好意を示してくるほど、「この人は自分をだますはずがない」と思ってしまうことがあります。
恋愛感情がある状態では、普段なら気づける違和感にも気づきにくくなります。
副業や投資に誘う恋愛詐欺は、いきなりお金を要求するとは限りません。
まずは好意や信頼を作り、その後に仕事やお金の話を出し、最後に契約や支払いへ進める流れが多く見られます。
最初は普通の恋愛目的のように会話が始まり、趣味や価値観、結婚観の話で距離を縮めてきます。
その後、「アプリはあまり見ない」「LINEで話そう」と言われ、外部の連絡手段へ移動するケースがあります。
アプリ退会後に相手のプロフィールが見られなくなることもあるため、移動前にプロフィール画面を保存しておくことが大切です。
副業や投資へ誘う相手は、現在の仕事、収入、貯金、将来の不安などを自然に聞き出してくることがあります。
「今のままで大丈夫?」「もっと稼げる方法がある」「知り合いにすごい人がいる」など、不安に寄り添うように見せて勧誘へつなげる場合があります。
恋愛相談のように見えても、金銭や契約の話につながっている場合は注意しましょう。
相手本人ではなく、「詳しい人」「先生」「先輩」「経営者」などを紹介され、面談やセミナーへ誘導されることがあります。
そこで副業、投資、営業ノウハウ、コンサルティング契約などの話になり、契約を迫られるケースがあります。
恋愛相手が紹介してきた第三者であっても、契約相手や支払先の実態を確認することが大切です。
「今日決めた方がいい」「今なら安くなる」「成功する人はすぐ動く」などと言われ、冷静に考える時間を奪われることがあります。
その場で契約書を書かされたり、消費者金融で借入れをするよう促されたりする場合は、被害につながる可能性があります。
契約書、支払先、紹介者、面談場所、やり取りの履歴は必ず保存してください。
マッチングアプリで副業や投資に誘われた方の中には、「なぜ信じてしまったのだろう」と自分を責めてしまう方もいます。
しかし、相手が恋愛感情や将来への不安を利用して近づいてきた場合、冷静な判断が難しくなるのは珍しいことではありません。
探偵として男女トラブルや金銭トラブルの相談を受けていると、被害に気づくまでに時間がかかる方にはいくつか共通点があります。
マッチングアプリで出会った相手と親しくなると、「この人は自分をだますはずがない」と考えてしまうことがあります。
特に、好意を示されたり、将来の話をされたりすると、相手の言葉を信じたい気持ちが強くなります。
恋愛感情がある状態では、普段なら疑える話でも受け入れてしまうことがあります。
副業や投資の話に違和感があっても、「疑ったら嫌われるかもしれない」「信じていないと思われたくない」と感じてしまう方がいます。
相手から「あなたのために紹介している」「一緒に成功したい」と言われると、断ること自体に罪悪感を持つこともあります。
しかし、契約や借入れが関わる話では、相手を疑うというより、自分を守るために確認する姿勢が必要です。
副業や投資の勧誘では、収入、仕事、結婚後の生活、老後資金など、将来への不安を利用されることがあります。
「今のままで大丈夫?」「もっと稼げる方法がある」「将来のために始めた方がいい」と言われると、不安を解消できる話のように感じてしまいます。
不安なときほど、相手の言葉だけで判断せず、契約内容や支払先、相手の身元を確認することが大切です。
一度お金を支払ったり、借入れをして契約してしまったりすると、「ここでやめたら損をする」と考えてしまうことがあります。
そのため、追加費用や別の契約をすすめられても、最初の支払いを取り戻したい気持ちから断りにくくなる場合があります。
被害を広げないためには、違和感を覚えた段階で追加の支払いを止め、証拠を保存することが重要です。
副業や投資勧誘型の恋愛詐欺が疑われる場合、まず重要になるのは、相手が誰なのか、どのような経緯で契約や支払いに至ったのかを整理することです。
マッチングアプリ上の名前やLINEだけでは、返金請求や慰謝料請求を進めるための情報として不足することがあります。
探偵による調査は、相手の身元確認や証拠整理、弁護士相談前の資料づくりに役立ちます。
アプリのニックネームやLINEアカウントだけでは、相手を特定できないことがあります。
電話番号、SNS、写真、勤務先に関する発言、会った場所、車両情報など、断片的な情報でも身元確認の手がかりになる場合があります。
相手に警戒される前に、今わかっている情報を整理しておくことが大切です。
副業や投資の勧誘では、恋愛相手だけでなく、紹介された第三者や契約先が関わっていることがあります。
誰が勧誘したのか、誰と面談したのか、誰に支払ったのかを整理することで、被害の流れが見えやすくなります。
恋愛相手、紹介者、契約先、支払先の関係を時系列でまとめておくと、相談時にも状況を説明しやすくなります。
マッチングアプリのプロフィール、LINEのやり取り、面談日時、契約書、振込記録、借入れ記録などは重要な証拠になります。
どの段階で恋愛の話から副業・投資の話へ変わったのか、どのような言葉で契約や支払いをすすめられたのかを整理しましょう。
証拠は一部だけで判断せず、時系列でまとめることで、返金請求や弁護士相談に活用しやすくなります。
返金請求や慰謝料請求を考える場合、弁護士に相談する前に事実関係を整理しておくことが重要です。
相手情報、勧誘の経緯、契約内容、支払い記録、被害後の連絡状況をまとめておくことで、相談内容が明確になります。
探偵の調査報告書や整理された証拠資料は、今後の対応を判断する材料として活用できます。
相手に違和感を覚えたときほど、焦って問い詰めたり、感情的に動いたりしないことが大切です。
相手が勧誘目的だった場合、疑われたと気づいた時点で連絡先や証拠を消す可能性があります。
副業や投資の話で急かされた場合でも、その場で契約する必要はありません。
「今日だけ」「今決めないと損」「成功者はすぐ決断する」と言われても、一度持ち帰って確認しましょう。
契約書や説明資料を持ち帰れない場合は、特に慎重に判断してください。
お金がないことを伝えたときに、消費者金融やカードローンをすすめられる場合は注意が必要です。
借入れをしてまで支払った契約は、後から返済だけが残り、相手と連絡が取れなくなることもあります。
恋愛相手や紹介者にすすめられても、高額な借入れは一度止まって第三者へ相談しましょう。
「詐欺なの?」「だましたの?」と問い詰めると、相手に警戒される可能性があります。
アプリ退会、LINEブロック、SNS削除、プロフィール変更をされると、後から相手を特定する難易度が上がります。
まずは、相手に気づかれない形で証拠と相手情報を保存しましょう。
マッチングアプリで出会った相手に好意があるほど、「疑いたくない」「信じたい」と思うのは自然なことです。
しかし、副業や投資、契約、借入れの話が出ているなら、感情だけで判断するのは危険です。
追及する前に、まずは真実を知ることが大切です。
相手が本当に良縁なのか、それとも勧誘目的で近づいているのか。プロの視点で、身元確認や証拠調査を行い、冷静に判断するための材料を集めます。
好きな相手を疑うことは苦しいものです。
だからこそ、一人で悩まず、相手に気づかれる前に事実を確認することが大切です。
マッチングアプリで出会った相手の身元確認、副業・投資勧誘の証拠整理、返金や慰謝料請求前の資料づくりについてご相談ください。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。
監修者・執筆者 / 山内
探偵業務歴20年以上。慰謝料請求に関する証拠調査、婚約破棄・不倫・既婚者トラブル・対人トラブルなど、さまざまな問題の事実確認と証拠整理に携わる。相談者が弁護士相談や今後の判断に進みやすいよう、調査現場の実務経験をもとに分かりやすい情報発信を行っている。監修者・執筆者一覧へ
Copyright(C) 慰謝料請求前の証拠調査窓口. All Rights Reserved.
(C) 慰謝料請求前の証拠調査窓口