マッチングアプリで出会った相手から、結婚をほのめかされてお金を渡した後、連絡が取れなくなっていませんか。
独身だと聞いていたのに既婚者だった、住所や勤務先を教えてくれない、返金を求めても話をそらされる。このような場合は、結婚詐欺や独身偽装の可能性があります。
相手に問い詰める前に、証拠と相手情報を整理することが大切です。
この記事では、マッチングアプリで結婚詐欺が疑われるケースと、返金・慰謝料請求前に必要な証拠について解説します。
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マッチングアプリで出会った相手との関係でも、結婚を前提にした交際や金銭のやり取りがある場合、結婚詐欺や慰謝料請求の問題に発展することがあります。
特に、相手の身元がはっきりしないままお金を渡している場合や、独身だと聞いていた相手が既婚者だった場合は注意が必要です。
返金や慰謝料請求を考える前に、まずは証拠と相手情報を整理しておきましょう。
「結婚したい」「将来一緒になりたい」などと言われた後に、お金を求められた場合は慎重な確認が必要です。
仕事のトラブル、借金、病気、引っ越し費用などを理由に、金銭を要求されるケースがあります。
振込記録、送金履歴、現金を渡した日時、相手からのメッセージは削除せずに保存しておきましょう。
マッチングアプリでは、独身を装って登録している既婚者と出会ってしまうことがあります。
相手から「独身」「離婚済み」「結婚を考えている」と聞かされていたのに、後から既婚者だとわかった場合、独身偽装や貞操権侵害の問題につながることがあります。
相手を問い詰める前に、プロフィール画面やメッセージを保存してください。
交際が続いているのに、相手が住所や勤務先、家族関係をはっきり教えてくれない場合も注意が必要です。
結婚を前提にしているにもかかわらず、住んでいる場所を曖昧にする、職場を教えない、家族に会わせないといった行動が続く場合、相手が身元を隠している可能性があります。
氏名、電話番号、SNS、車両情報、勤務先に関する発言など、断片的な情報でも整理しておきましょう。
お金を返してほしいと伝えた途端に、相手がアプリを退会したり、LINEをブロックしたりするケースがあります。
焦って何度も連絡したり、相手の周囲へ無理に接触したりすると、トラブルが大きくなることもあります。
まずは、連絡が取れなくなる前後のやり取り、送金記録、相手のプロフィール情報を整理しましょう。
マッチングアプリでの結婚詐欺は、最初から金銭目的だと気づきにくいことがあります。
将来の結婚を意識させながら信頼関係を作り、その後にお金や個人情報を求めてくるケースがあります。
「結婚を考えている」「家族に紹介したい」「一緒に住みたい」など、将来を感じさせる言葉で信用させる手口があります。
結婚の話が出ると、相手を疑いにくくなり、お金の相談をされても断りにくくなることがあります。
結婚に関する発言は、アプリ内メッセージやLINEの画面で保存しておきましょう。
「治療費が必要」「仕事の資金が足りない」「借金を返さないと結婚できない」など、同情や不安を利用して金銭を要求されるケースがあります。
お金を渡した場合は、金額、日時、渡した方法、相手が説明していた理由を記録しておくことが大切です。
振込であれば明細、現金であれば会話の記録やメモを残しておきましょう。
結婚を前提にしているにもかかわらず、本名や住所を明かさないまま関係を続ける相手には注意が必要です。
アプリ上のニックネームしか知らない、勤務先を聞くと話をそらされるといった場合、後から請求しようとしても相手を特定できない可能性があります。
請求相手が特定できないと、返金請求や慰謝料請求の準備が進みにくくなります。
マッチングアプリで「独身」として交際していた相手が、実際には既婚者だったという相談もあります。
既婚者であることを隠し、結婚を前提にした交際を続けていた場合、慰謝料請求を検討できることがあります。
相手が独身だと説明していた記録や、結婚を前提に交際していたことがわかる証拠を保存しておきましょう。
マッチングアプリで結婚詐欺が疑われる相手は、1つのアプリだけを使っているとは限りません。
交際が始まったあとに「アプリは退会した」と言っていても、別のアプリに名前や写真を変えて登録しているケースがあります。
相手が本当に真剣な交際をしているのか、詐欺目的や遊び目的で複数の相手と接触していないかを確認することが重要です。
交際が始まったあと、相手から「もうアプリは退会した」と言われても、実際には利用を続けている場合があります。
プロフィールを非表示にしているだけ、別のアカウントを使っている、別のアプリへ移っているなど、表面上は退会したように見せているケースもあります。
結婚を前提に交際しているはずなのに、相手がアプリを続けている場合は、真剣な交際ではない可能性や、他の相手にも同じような話をしている可能性があります。
結婚詐欺や遊び目的の相手は、アプリごとに名前、年齢、職業、居住地、写真を変えて登録していることがあります。
本名ではなくニックネームを使う、職業を偽る、独身と書く、写真だけを変えるなど、身元が特定されにくい形で複数の相手と接触している場合があります。
プロフィール内容に違いがある場合は、スクリーンショットで保存し、どのアプリでどのような内容を記載していたのか整理しておきましょう。
複数のアプリに登録しているからといって、必ず結婚詐欺とは限りません。しかし、結婚を前提にした発言や金銭要求がある場合は注意が必要です。
他の相手にも同じように結婚をほのめかしている、お金を借りようとしている、独身と偽って交際しているなどの事情があれば、詐欺目的や悪質な男女トラブルにつながる可能性があります。
「ただの遊び人なのか」「結婚詐欺の疑いがあるのか」を判断するには、相手の行動と証拠を分けて整理することが大切です。
交際中にもかかわらず、別のアプリで独身を名乗っている、結婚相手を探しているように見せている、別名義で活動しているといった情報は、相手の不誠実さを示す資料になることがあります。
特に、結婚を前提にお金を渡していた場合や、相手が独身だと説明していた場合は、他アプリでの登録内容が事実確認の手がかりになることがあります。
プロフィール画面、写真、自己紹介文、ログイン状況、やり取りの内容などは、後から確認できるように保存しておきましょう。
マッチングアプリで結婚詐欺が疑われる場合、まずは手元にある証拠を消さずに整理することが大切です。
返金請求や慰謝料請求では、相手の発言、金銭のやり取り、結婚を前提にしていた事情、相手を特定する情報が重要になります。
アプリ内のメッセージやLINEの履歴は、相手の発言を確認するための重要な証拠になります。
結婚をほのめかす発言、お金を求めた理由、返済の約束、独身だと説明していた内容などは、スクリーンショットで保存しておきましょう。
会話の一部だけでなく、前後の流れがわかる形で残すことが大切です。
お金を渡している場合は、金銭の流れを説明できる記録が重要です。
銀行振込、電子決済、送金アプリの履歴、ATM明細、領収書、借用書、現金を渡した日時のメモなどを整理しておきましょう。
現金手渡しの場合でも、相手との会話や当日の移動記録が補足資料になることがあります。
相手がアプリを退会したり、プロフィールを変更したりすると、後から情報を確認できなくなることがあります。
アプリ上の名前、年齢、居住地、職業、写真、自己紹介文、SNSアカウント、電話番号などは、早めに保存しておきましょう。
本名や住所がわからない場合でも、プロフィール情報やSNSの投稿内容が身元確認の手がかりになることがあります。
結婚詐欺や慰謝料請求を考える場合、結婚を前提にしていたことがわかる記録も重要です。
結婚時期の話、同居の相談、家族への紹介、将来設計、婚約に近い発言、結婚を理由にした金銭要求などは保存しておきましょう。
「結婚するつもりだった」と説明できる資料があることで、弁護士相談や請求準備を進めやすくなります。

結婚詐欺かもしれないと思っても、すぐに問い詰めるのは危険です。
相手が本当に詐欺目的だった場合、疑われた時点で連絡先を消したり、アプリを退会したり、逃げる準備を始める可能性があります。
一方で、詐欺ではなかった場合、疑い方を間違えることで大切な関係が壊れてしまうこともあります。
真実がわかる前に動かず、まずは証拠と相手情報を整理しましょう。
「本当に独身なの?」「結婚する気はあるの?」と感情的に問い詰めると、相手に警戒される可能性があります。
追及された瞬間に連絡を断ったり、証拠になりそうなメッセージを削除したりすることもあります。
証拠がそろっていない段階で疑いをぶつけると、相手を逃がすきっかけになります。
住所、勤務先、家族構成、既婚歴などを急に細かく聞き出そうとすると、相手に疑いを持たれていると気づかれることがあります。
相手が本当に詐欺目的だった場合、質問を重ねるほど逃げる準備を進める時間を与えてしまいます。
無理に聞き出すのではなく、すでに持っている情報を整理しておきましょう。
身元を確認したい気持ちから、運転免許証や社員証などを見せてほしいと迫る方もいます。
しかし、相手が詐欺目的だった場合、身分証の確認を求めた時点で警戒し、逃げる可能性があります。
相手が詐欺師ではなかった場合でも、強い疑いを向けられたことで信頼関係が崩れることがあります。
結婚詐欺が疑われる相手は、警戒すると一気に姿を消すことがあります。
アプリを退会する、LINEをブロックする、電話番号を変える、SNSを削除するなど、身元につながる情報を消されると、後から相手を特定する難易度が上がります。
理想は、相手に疑われる前に、会える機会や生活動線に関する情報を整理し、必要に応じて専門的な調査で住所や生活実態を確認することです。
結婚詐欺を疑う状況でも、相手が必ず詐欺師とは限りません。
仕事や家庭の事情で話せないことがある、過去の事情をまだ打ち明けられていないなど、詐欺とは別の理由がある可能性もあります。
真実を知る前に動くと、詐欺師を逃がすだけでなく、大切な関係まで失う可能性があります。
マッチングアプリの結婚詐欺は、最初から「詐欺」とは気づきにくいものです。
交際中は相手を信じていても、お金を渡した後、既婚者だとわかった後、連絡が取れなくなった後に、不安が一気に大きくなることがあります。
ここでは、実際に相談が多い状況をもとに、注意すべきポイントを整理します。
「結婚の準備に必要」「一緒に住むための費用が足りない」などと言われ、お金を渡した後から連絡が減るケースがあります。
最初は毎日のように連絡があったのに、送金後に返信が遅くなる、会う約束を避ける、返金の話になると仕事や体調不良を理由に先延ばしにする場合は注意が必要です。
この場合は、送金記録だけでなく、結婚を前提にお金を求められた流れを残しておくことが重要です。
アプリ上では独身として登録していた相手が、実際には既婚者だったという相談もあります。
「離婚している」「もう夫婦関係は終わっている」「結婚を考えている」と言われていた場合でも、事実と違う説明をされていたなら、慰謝料請求を検討できる可能性があります。
独身だと説明していたメッセージ、プロフィール画面、結婚を前提にした発言は、削除せず保存しておきましょう。
交際が始まった後に「もうアプリは退会した」と言っていたのに、別のアプリで活動していることがわかるケースがあります。
名前や年齢、職業、居住地を変えて登録している場合、複数の相手に同じような話をしている可能性もあります。
別アプリでのプロフィール画面や写真、自己紹介文は、相手の説明との食い違いを確認する資料になります。
結婚を前提にしているのに、相手が住所や勤務先を教えないままお金を求めてくるケースもあります。
「今は言えない」「落ち着いたら教える」「信用していないのか」と話をそらされる場合、相手が身元を隠している可能性があります。
請求を進めるには、相手の氏名・住所・勤務先などを確認できる情報が必要です。
お金を返してほしいと伝えた直後に、LINEをブロックされたり、アプリを退会されたりするケースがあります。
この段階で焦って追いかけると、相手がさらに警戒し、情報を消されてしまうことがあります。
ブロック前後のやり取り、送金記録、相手のプロフィール情報を整理し、相手に気づかれない形で次の対応を考えることが大切です。
結婚の話は出ているのに、家族や友人に一度も紹介されないまま、金銭の話だけが進むケースもあります。
「親に会わせたい」「落ち着いたら紹介する」と言いながら、具体的な予定が決まらない場合は、結婚の意思が本当にあるのか慎重に確認する必要があります。
紹介を避けていた発言や、結婚準備を先延ばしにしていたやり取りも、後から状況を説明する資料になります。
マッチングアプリの出会いは、日常では出会えない相手とつながれる一方で、身元や本心が見えにくい出会いでもあります。
相手が本気なのか、遊び目的なのか、結婚詐欺なのか。交際中の本人が冷静に判断するのは簡単ではありません。
恋愛感情があると、普段なら気づける違和感にも気づきにくくなります。
「この人は違うはず」「疑ったら関係が壊れるかもしれない」と思うほど、不安な点を見ないようにしてしまうことがあります。
お金の話、身元の曖昧さ、会えない理由、独身かどうかの不安があっても、好きな相手だからこそ強く確認できない方は少なくありません。
詐欺師や遊び人を見抜けると思っている人でも、当事者になると判断が難しくなります。まさに、恋は盲目になりやすいものです。
一方で、相手が本当に真剣な交際をしている可能性もあります。
不安だけで問い詰めたり、身分証を迫ったり、過去の行動を責め続けたりすると、せっかくの良縁を自分から壊してしまうことがあります。
大切なのは、疑いをぶつけることではなく、真実を静かに確認することです。
マッチングアプリで出会った相手に違和感がある、結婚を前提にお金を渡した、相手の身元がわからない、既婚者かもしれないと感じている方は、まずは現在の状況をお聞かせください。
証拠が少ない段階でも、相手に気づかれる前であれば、整理できる情報や確認できることがあります。
一人で悩んで関係をこじらせる前に、返金・慰謝料請求前の証拠整理や相手情報の確認についてご相談ください。
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監修者・執筆者 / 山内
探偵業務歴20年以上。慰謝料請求に関する証拠調査、婚約破棄・不倫・既婚者トラブル・対人トラブルなど、さまざまな問題の事実確認と証拠整理に携わる。相談者が弁護士相談や今後の判断に進みやすいよう、調査現場の実務経験をもとに分かりやすい情報発信を行っている。監修者・執筆者一覧へ
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