最近ではマッチングアプリで結婚したカップルも増えています。
出会いの便利なツールですが、その一方で悪質な詐欺師のターゲットになる危険性もあります。
マッチングアプリを利用した結婚詐欺には慎重になる必要があります。
結婚をエサにお金を騙し取る結婚詐欺の手口や被害に遭ったときの対処法、そして料請求する方法について解説しています。
目次 [ 閉じる ]
マッチングアプリの利用者のなかには何らかのトラブルを経験しています。
マッチング詐欺トラブルのよくある手口や特徴として、以下のような種類が挙げられます。
相手の恋愛感情を利用して金銭を奪う詐欺行為です。
結婚詐欺に関しては、その先に結婚をチラつかせ結婚のつもりがないにも関わらず金品を騙し取る詐欺行為です。
借金を立て替えてほしい、家族が病気で治療費が必要など、さまざまな理由をつけて金銭を要求してきます。
騙し取った直後、音信不通になるケースがほとんどです。
結婚を餌に相手を信用させ、投資詐欺への勧誘してきます。
詐欺師は「儲かる話がある」と持ち掛け「結婚資金を作るための投資」などと言って言葉巧みに誘ってきます。
実際には詐欺的なサイトなどに誘導されたり、お金だけだまし取られるケースがほとんどです。
相手の好意を利用して商品を売りつける商法です。
結婚をエサにすることで、「投資用のマンション」「将来一緒に住むマンション」の購入を勧められ契約させられてしまい。その直後に音信不通になるケースです。
1対1の場合もあれば、複数人で取り囲んで、購入せざるを得ない状況を作る場合もあります。
デート商法のなかにはクーリングオフ期間内はこまめに連絡を取り、期間が過ぎたタイミングで音信が不通になるケースがあるといいます。
マッチングアプリで知り合った外国人からの詐欺の被害に遭うことを国際ロマンス詐欺と言います。
海外在住の相手から結婚を申し込まれるも、その後「来日するため」だとか何かと理由をつけ金銭を要求してくる、費用を工面した直後、連絡が取れなくなるケースです。
ネット上で知り合った当初送られていた画像は本人のものではないことがほとんどです。
マッチングアプリを利用した結婚詐欺トラブルの事例として、当事務所に寄せられた相談をご紹介します。(一部内容を変更しています。)
マッチングアプリで知り合い、数回デートした相手からプロポーズされました。
会社経営者の男性で結婚相手としては申し分なかったので、親に紹介して式場の下見にも行きました。
その辺りから、仕事が忙しくてなかなか会えなくなり、一方で「病気で入院したからお金がいる」「取引にお金がかかる」などの理由でお金を要求され、一時的に建て替える形でお金を渡しました。
送金を繰り返すうちに連絡が途絶えました。
すでに親戚に結婚の報告済だったので親は心配するし、式のキャンセル料の負担もあるため、困り果て調査会社に相談しました。
詐欺被害の証拠と言えるものに乏しく、すぐには警察に動いてもらえなかったため調査の専門家に被害を受けた実態を明らかにしてもらいました。
数日後、犯人の居場所を特定し、既婚者であることが分かりました。
最初から騙すつもりで私に近づいたのかとショックでしたが、泣き寝入りせずに相手を訴えることができてよかったです。
結婚詐欺を疑っても相手に関する情報が乏しく、周囲に相談しづらいときはどのように行動するべきでしょうか。
マッチングアプリ詐欺に騙されてしまった場合は次のように対処しましょう。
結婚詐欺の被害にあった場合、騙し取られたお金を取り戻すために、警察に届けたり弁護士に相談して、損害賠償として相談慰謝料を請求したりするという対処法が考えられます。
情報商材やデート商法の場合は、弁護士を通じて交渉することで返金や契約解除ができる可能性が高まります。
しかしながら、相手の詐欺行為を疑った際に、相手と連絡が取れる場合と取れない場合で対処方法が変わってきます。
慰謝料は受けた精神的な苦痛を金銭で賠償するものです。
慰謝料請求は事実を立証する責任があります。
その際に相手の不正行為(詐欺の実態や、結婚の意思がないのに結婚を匂わせていた事実)を証明する証拠 が必要となります。
また、慰藉料請求するには相手の身元確認は不可欠です。
被害を受けた事実を記録しておく内容証明も、相手の身元や所在がわからなければ送ることはできないため、後々訴えることもできません。
証拠に乏しいときや相手の身元が分からず音信不通で困っているときは、探偵の調査を利用することをおススメします。
結婚詐欺師は巧妙な手口で計画を進めている可能性があります。
また、結婚詐欺師の狙いは金銭だけに限りません。詐欺師の中には女性の身体目当ての男もいますので、気を付けましょう。
実際に既婚者の男が身体目的で相手を騙すこともあれば、投資団体などに引きずり込むために近づくケースもあります。
詐欺被害を回避するためには、結婚詐欺師の手口や特徴を理解し予備知識を身に着けておくことと、自分に限って騙されるはずがないという考えを止めることです。
以下は詐欺師がお金を引き出すためによく使うと言われている言い訳です。
男の詐欺師と女の詐欺師で見抜き方が異なります。
ここでは男女の詐欺師に共通しているポイントを紹介します。
すべてが該当するとは限りませんが、見抜く時の目安として参考にしてみてください。
結婚詐欺は誰にでも起こり得ることで、その原因は相手の悪質な行為にあります。
結婚詐欺は金品を騙し取るだけでなく、好きという気持ちを利用し裏切り心に深い傷を残します。
「結婚詐欺の被害に遭ったかもしれない…」と感じたらすぐに無料相談窓口にお問い合わせください。
また弁護士や警察に提示するべき、犯人や被害の情報が極端に少ないときは調査を依頼することをお勧めします。
調査を行なうことで、「知りたくない真実」が発覚することもありますが、真実を知ることが前に進むきっかけになります。
当事務所はご依頼者の気持ちに寄り添い、ご希望に沿った調査や問題解決をお約束いたします。
また、他社で断られた案件についても幅広く対応いたします。お気軽にお申しつけください。
お問い合わせフォーム・電話・メール・LINEにて24時間365日お受けしています。女性相談員も在籍しておりますので、ご希望の方はお申し付けください。
執筆者 / 吉田 / 2024年8月16日更新
男女間トラブルをメインに活動して10年以上のキャリアの持ち主。自身でも婚活サイトを運営しているほどの世話好き。監修者・執筆者一覧へ
Copyright(C) 慰謝料請求専門調査窓口. All Rights Reserved.
(C) 慰謝料請求専門調査窓口