口外禁止とは、示談や合意の内容、トラブルの事実、相手の個人情報などを第三者へ話したり、SNSへ投稿したりしないように定める取り決めです。
慰謝料請求の場面では、示談書・合意書・誓約書・離婚協議書などに口外禁止条項を入れることがあります。
ただし、口外禁止の範囲が広すぎると、弁護士相談や必要な手続きまで迷う原因になることがあります。
署名する前に、何を、誰に、どこまで話してはいけないのかを確認しましょう。
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口外禁止とは、当事者間で起きたトラブルや合意内容を、第三者へ話さないように定める条項です。
不倫慰謝料、婚約破棄、結婚詐欺、独身偽装、DV・モラハラ、離婚協議などで使われることがあります。
たとえば、次のような内容が対象になることがあります。
口外禁止は、「何を秘密にするのか」を具体的に決めることが重要です。
不倫慰謝料の示談では、慰謝料の支払いだけでなく、口外禁止を取り決めることがあります。
相手の職場や家族、友人、SNSなどへ不倫の事実を広げないためです。
ただし、弁護士への相談や必要な手続きまで禁止される内容になっていないか確認が必要です。
条項の有効性や範囲は、弁護士へ相談してください。
離婚協議書や合意書でも、口外禁止が問題になることがあります。
離婚理由、慰謝料、財産分与、子どもに関する内容などを外部へ広げないためです。
子どもがいる場合や親族への説明が必要な場合は、例外をどう定めるか慎重に確認しましょう。
婚約破棄、結婚詐欺、独身偽装でも、示談や解決金の支払いにあわせて口外禁止を求められることがあります。
相手が「家族や勤務先に言わないでほしい」と求めるケースです。
口外禁止に応じる前に、証拠・相手情報・請求範囲が整理できているか確認しましょう。
口外禁止では、秘密にする情報を明確にする必要があります。
「本件を一切口外しない」という表現だけでは、範囲が広すぎる場合があります。
どこまでが禁止される情報なのかを、署名前に確認しておきましょう。
口外禁止では、「第三者」の範囲も重要です。
家族、友人、勤務先、弁護士、税理士、公的機関など、誰に話せるのかを確認しましょう。
※弁護士相談や法的手続きに必要な開示まで禁止されていないか、必ず確認してください。
口外禁止は、口頭で話すことだけではありません。
SNS、ブログ、掲示板、口コミ投稿、DM送信なども対象になることがあります。
匿名投稿でも、相手を特定できる内容であればトラブルになる可能性があります。
口外禁止には、必要な例外を入れることがあります。
すべての相談や手続きを禁止すると、かえって問題が大きくなる可能性があります。
例外を入れるかどうかは、状況に応じて弁護士へ確認しましょう。
口外禁止条項には、違反した場合の違約金を定めることがあります。
ただし、金額や条件が不明確だと、後から争いになる可能性があります。
※違約金の有効性や金額の妥当性は法律判断を含みます。署名前に弁護士へ確認してください。
相手の不倫やトラブルの事実を広めると、別の問題につながることがあります。
たとえ腹立たしい事情があっても、勤務先やSNSへ拡散する行為は慎重に考える必要があります。
証拠は拡散するものではなく、弁護士相談や請求準備のために整理するものです。
相手が口外禁止に違反した可能性がある場合は、感情的に反応する前に証拠を保存しましょう。
いつ、誰に、どの内容が伝わったのかを整理することが大切です。
証拠を整理したうえで、弁護士へ対応を相談してください。
口外禁止を含む示談をする前に、必要な証拠を整理しておきましょう。
署名後に証拠の取り扱いで迷わないためにも、保管方法や提出先を確認することが大切です。
相手に連絡する前に、証拠と相手情報を整理しておくことが大切です。
口外禁止違反を主張する場合、時系列の整理が必要になります。
単に「話された気がする」だけではなく、確認できる情報を集めましょう。
証拠の評価や請求の可否は、弁護士へ確認してください。
口外禁止を含む示談書や合意書を作る場合、相手情報が必要になることがあります。
SNSやマッチングアプリで知り合った相手の場合、本名や住所が不明なこともあります。
一部の情報しかない場合でも、調査の可否を確認できることがあります。
※不正な方法で個人情報を取得することはできません。適法な調査範囲で確認する必要があります。
勤務先や生活実態は、相手情報の確認や弁護士相談前の資料整理に関係することがあります。
ただし、勤務先へ不用意に連絡したり、相手を困らせる目的で調べたりすることは避ける必要があります。
※勤務先確認は、相手に圧力をかける目的では行えません。
探偵が口外禁止条項の有効性を判断したり、示談交渉を代理したりすることはできません。
一方で、弁護士相談前に必要となる証拠や相手情報を整理するために、調査が必要になる場合があります。
探偵調査は、口外禁止の法的判断を行うものではなく、証拠収集・相手特定・所在確認を行うものです。
口外禁止に関する相談では、相手への怒りや不安から、過剰な調査を求めたくなることがあります。
しかし、探偵業務には適法な範囲があります。
※違法・不適切な調査は行えません。条項作成や法的対応は弁護士へ相談してください。
慰謝料請求の前後では、怒りや悔しさからSNSで発信したくなることがあります。
しかし、投稿内容によっては、相手から反論されたり、別の法的問題に発展したりする可能性があります。
証拠は公開するのではなく、弁護士相談や請求準備のために保管しましょう。
口外禁止条項に署名する前に、例外と違約金を確認しましょう。
内容を理解しないまま署名すると、必要な相談や手続きまで不安になることがあります。
※広すぎる口外禁止条項や高額な違約金は、署名前に弁護士へ確認してください。
口外禁止は、示談後の蒸し返しやSNS拡散を防ぐために使われることがあります。
一方で、範囲が曖昧なまま署名すると、必要な相談まで迷う原因になります。
署名する前に、禁止される情報・話してはいけない相手・例外・違約金を確認しましょう。
条項の作成や法的判断は、弁護士へ相談してください。
口外禁止に関連する用語として、示談書、合意書、誓約書、接触禁止、清算条項、違約金、公正証書などがあります。
慰謝料請求を進める前に、証拠と相手情報を整理し、必要に応じて弁護士へ確認しましょう。

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